丸久人生の歩み方を知る

店長岩本 康宏

画像:岩本 康宏サムネイル

店長の仕事は「客数増加の仕組み」を考えることです。

お客様はモノを買いにくるだけではありません。楽しい買物空間を提供してくれるお店に足を運ぶのです。商品力の強化は各部門の担当者に任せ、店長として、店舗のクオリティを上げるための取り組みを考案・実施しています。
イベント企画として、「子供のぬり絵」「ガラポン大会」など実施。
季節ごとに「子供のぬり絵」を店頭掲示して、ぬり絵を見るために店舗に行くという新たな来店動機を提供して『家族のコミュニケーション手段』となるような企画や、「ガラポン大会」などの家族で楽しめる企画を開催。自店での取り組みが評価されて、各店舗でも同様のイベント実施をされるとやった甲斐があったなと感じます。これからもどんどん先駆けとなって新しい取り組みを実施する店舗であり続けたいです。

店長から見る若手社員の特徴

今の若手社員は「褒めて育てること」「道を作り導くこと」が大切だと感じています。
ある従業員を褒めて見守っていたら、作業スピードの改善に至ったことがあります。言葉で伝えることの大切さ、変化に気付いてあげることの大切さに改めて気づかされました。
また、「どうやって動いてもらうか」現状の問題点に本人が気づくように導くことも店長の役目だと感じています。従業員とのコミュニケーションをこまめに取り、今いるメンバーが最大限に動くように、ヒントを与えるようにしています。できる人がやるのではなく、今いるメンバーの能力アップが必要不可欠だと思うからです。
私自身も店長になったばかりの頃、チーフでガンガン仕事をしてきた間隔で、社員にも「どんどんやれよ!」と指示を出し、従業員の負担が大きくなって疲弊した経験があります。社員の気持ちに寄り添えなかったことを反省して、今の時代にあった働き方に柔軟に対応できるような店長であり続けたいと思っています。

若手社員に期待をすること

小売業は、モノを売る楽しさ・数値達成のやりがいを感じやすいです。何も考えず仕事をするのではなく、いかに売れる取組みを作るかを考えることができる人は楽しく仕事ができる会社だと思います。バイヤーが思っている「商品の価値」「販売方法」をデザインし、お客様が喜んで頂いている姿を想像して販売方法を考えることが重要です。
私自身としては、自主性がある取組みは大歓迎です!若いうちに色々チャレンジして成功体験・失敗体験を積んでほしいです。私がチーフの時、新しい取組みを競って各店舗でやっていました。「何か面白いことをやってやろう!」と。スーパーマーケット業務はクリエイティブな仕事であるべきなので、既存の枠にとらわれすぎず挑戦する社員を応援したいです。
現に、水産の若手チーフはどんどん伸びているなと感じます。取り組みを実践しているチーフはチーフ自身の成長も感じるし、結果として数値がついてきているので他の部門も引っ張られて新しい取組みをやってほしいですね。それが店舗の活性化に繋がると信じています。

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